尾道のおすすめインスタ映えスポットを巡る!カメラ好きも必見!
尾道
こんにちは!よる(@yoru_photo00)です。
今回は広島県の東に位置する、瀬戸内海に面した港町の尾道に行ってきました。
尾道三山(浄土寺山、西國寺山、千光寺山)があるため坂道が多いことで知られており、坂道から望む尾道水道は絶景です!
古い建造物や寺社が現在も多く残っており、レトロな街並みとしても人気です。
猫の町としても知られており、猫の細道と呼ばれる路地があるように、少し歩くだけで猫に会うことができます。
そんな魅力たっぷりな尾道のおすすめのインスタ映えスポットを、人気スポットから穴場スポットまで、実際に撮影した写真と共に紹介します!
昼も夜もおすすめの撮影スポット
1. 千光寺公園 [Senkoji Park]
尾道三山の一つである、千光寺山の頂上から中腹にかけて広がる公園です。 桜の名所としても知られており、日本さくら名所100選にも選定されています。 頂上付近まではロープウェイで上がることもできます。
山頂展望台からの尾道水道の絶景

Nikon Z6ii
NIKKOR z 24-200mm f/4-6.3 VR
ISO:100 F値:F10 ss:1/400 s 焦点距離:35 mm

Nikon Z6ii
NIKKOR z 24-200mm f/4-6.3 VR
ISO:100 F値:F10 ss:1/400 s 焦点距離:52 mm
2022年8月 / 17時半頃
2022年3月にリニューアルした展望台からは尾道駅や尾道水道、向島方面を眺めることができます。
真夏の夕方に向かったのですが、遮るものが何もないため、照りつける日差しを全身に浴びながら撮影を行いました。
この日は天気が良かったため、岩子島や因島など瀬戸内海の島々まで見ることができました!
鼓岩とその周辺からの絶景

Nikon Z6ii
NIKKOR z 24-200mm f/4-6.3 VR
ISO:800 F値:F9.0 ss:1/30 s 焦点距離:24 mm

Nikon Z6ii
NIKKOR z 24-200mm f/4-6.3 VR
ISO:4000 F値:F9.0 ss:1/30 s 焦点距離:28 mm
2022年8月 / 19時半頃
千光寺公園には鼓岩(ポンポン岩)と呼ばれる巨岩があり、絶景ポイントとして知られています。
1枚目はその近くの道から撮影した写真で、夕焼けに照らされる雲が良い感じのグラデーションを醸し出しています!
2枚目は太陽が沈んだ後のマジックアワーと呼ばれる時間帯に、鼓岩に乗って撮影しました。
千光寺公園は日本夜景遺産に選ばれており、夜景の時間帯は特におすすめです。
微かに夕焼けが残る空と尾道大橋や街の灯り、そしてそれらが水面に反射する様子を収めることができました!
詳細情報
2. 天寧寺三重塔 [Tenneiji Temple]
住宅街に佇む室町時代からの歴史的建造物で、約20mの高さがあり、尾道のランドマークとしての顔もあります。 今の三重塔は、五重塔の上の傷んだ二重部分を外した状態となっています。 天寧寺の本堂は三重塔から少し下った場所に位置しており、近くの五百羅漢と共に拝観することができます。
天寧寺三重塔と尾道市街の俯瞰

Nikon Z6ii
NIKKOR z 24-200mm f/4-6.3 VR
ISO:640 F値:F9.0 ss:1/40 s 焦点距離:24 mm
2022年8月 / 19時頃
近くの坂の上や階段からの俯瞰撮影がおすすめです。
定番のポイントから、天寧寺三重塔と眼下に見える街並みをフレームに収めました。
私が使用したレンズは24 mmの焦点距離が限界だったのですが、可能であればより広角のレンズをおすすめします。
今回は夕暮れ時に撮影しましたが、もちろん夜景もおすすめです!
詳細情報
3. 尾道水道(尾道港) [Onomichi Port]
本州と向島に挟まれた、瀬戸内海の水域の名称です。 本州と向島の間には渡船航路があり、頻繁に行き来している様子を見ることができます。 他にも、生口島(瀬戸田港)や鞆の浦(鞆港)[3月~11月]に向かう航路も設定されています。
渡船を待つ人

Nikon Z6ii
NIKKOR z 24-200mm f/4-6.3 VR
ISO:100 F値:F10 ss:1/60 s 焦点距離:71 mm
2022年8月 / 19時頃
夕暮れ時の渡船乗り場の様子を撮影しました。
対岸の向島ドックにそびえ立つ構造物がシルエットとして浮かんでおり、この時間帯ならではの雰囲気を醸し出しています!
船には人はもちろん、自転車やバイク、車でも追加料金を支払えば乗ることができます。
向島との渡船航路は3つありますが、それぞれ離れた場所から発着しているので注意してください。
詳細情報
- アクセス
- 山陽本線 尾道駅から約350 m (徒歩5分)
- 福本渡船の運航時間 ※2024年5月現在
-
(月曜日~土曜日) 6:30~20:10
(日曜日) 終日運航中止
夕暮れの尾道水道

Nikon Z6ii
NIKKOR z 24-200mm f/4-6.3 VR
ISO:100 F値:F10 ss:1/60 s 焦点距離:105 mm
2022年8月 / 19時頃
尾道駅まで延びる海岸通りから、さらに海側に進むと目の前に尾道水道が現れます。
突堤で釣りをしている子供たちを遠目に見ながら、尾道水道を通る船や夕焼けに照らされた尾道大橋をフレームに収めました!
穏やかな瀬戸内海の様子を、静かにぼんやりと眺めるのもいいかもしれませんね。
詳細情報
- アクセス
- 山陽本線 尾道駅から約450 m (徒歩6分)
4. 尾道本通り商店街 [Onomichi Hondori Shopping Street]
尾道駅から歩いてすぐの場所にある商店街です。 5つの商店街を総称した名称で、全長1.2 kmあります。 レトロとモダンの両方を楽しむことができ、多くのジャンルのお店が立ち並んでいます。
レトロかつモダンな商店街

Nikon Z6ii
NIKKOR z 24-200mm f/4-6.3 VR
ISO:500 F値:F9.0 ss:1/125 s 焦点距離:200 mm

Nikon Z6ii
NIKKOR z 24-200mm f/4-6.3 VR
ISO:6400 F値:F8.0 ss:1/100 s 焦点距離:29 mm
2022年8月 / 18時頃(1枚目), 20時頃(2枚目)
1枚目は、商店街独特の黄昏時の薄暗さを活かしながら、明かりの灯った看板を強調した写真です。
なかなかにノスタルジックな雰囲気を楽しむことができました!
2枚目は人通りのない夜の商店街と、煌々と輝く照明を対比させた写真です。
観光地ということで昼間は多くの人が集まりますが、夜は静まり返り、静寂に飲み込まれます。
夜の観光地はいつもと違った一面を見ることができ、実はおすすめです!
詳細情報
5. 尾道駅 [Onomichi Sta.]
尾道観光の玄関である、JR西日本・山陽本線の駅です。 広島駅からはetSETOra(エトセトラ)と呼ばれる観光列車が出ており、尾道観光と一緒に楽しむこともできます! 駅舎は2019年にリニューアルし、展望デッキやブックラウンジも併設されています。
尾道駅の夕景と夜景

Nikon Z6ii
NIKKOR z 24-200mm f/4-6.3 VR
ISO:100 F値:F9.0 ss:1/125 s 焦点距離:27 mm

Nikon Z6ii
NIKKOR z 24-200mm f/4-6.3 VR
三脚使用
ISO:100 F値:F11 ss:0.6 s 焦点距離:45 mm
2022年8月 / 18時半頃(1枚目), 22時頃(2枚目)
駅前の歩道橋から尾道駅方向を撮影しました。
千光寺公園の展望台も確認することができ、千光寺山に沿って発展した街の様子を見ることができます。
1枚目の写真からも分かるようにバスも多数発着しており、向島を経由して因島や生口島(瀬戸田港)まで向かう路線もあります(2023年4月現在)。
夜はオレンジ色の街灯がバスターミナルを照らしており、数十分おきに停車する電車の音が鳴り響きます。
詳細情報
- アクセス
- 東海道・山陽新幹線 福山駅から電車で20分
6. 尾道市役所 [Onomichi City Hall]
次に紹介するのは、尾道市役所のテラスです。 海の目の前に建てられており、一般開放されたテラスからは対岸の向島がよく見えます。 駅から少し離れていることもあって、穴場スポットとなっています。
実は尾道水道を眺める特等席?

Nikon Z6ii
NIKKOR z 24-200mm f/4-6.3 VR
三脚使用
ISO:100 F値:F10 ss:15.0 s 焦点距離:27.5 mm

Nikon Z6ii
NIKKOR z 24-200mm f/4-6.3 VR
三脚使用
ISO:100 F値:F11 ss:20.0 s 焦点距離:64 mm
2022年8月 / 21時頃
市役所の開庁時間は8時半から17時15分ですが、テラスは21時まで一般開放されています。
写真から分かるように本州側も向島も沿岸に灯りが多く、灯りが反射した尾道水道の美しい夜景を楽しむことができました!
周辺の灯りは多いですが、天気が良ければ星も観察できます。
向島と尾道港を往復する渡船(おのみち渡し船(株))は22時過ぎまで運行しているため、三脚を用いて長時間露光することで、渡船の軌跡のレーザービームを撮影することもできます。
詳細情報
- アクセス
- 山陽本線 尾道駅から約1.2 km (徒歩15分)
- 開庁時間
- (月曜日~金曜日) 8:30~17:15
昼におすすめの撮影スポット
1. 黄色い電車を風景に入れてみよう!
尾道駅を通る山陽本線では黄色い車両(113系, 115径, 117系)を見ることができます! この車両は兵庫県や岡山県、広島県、山口県でしか見ることができません。 普段の風景に入りにくい黄色をアクセントとして、訪れた際には是非写真に収めましょう!
黄色い電車と尾道の坂

Nikon Z6ii
NIKKOR z 24-200mm f/4-6.3 VR
ISO:500 F値:F9.0 ss:1/500 s 焦点距離:54 mm
2022年8月 / 18時頃
今回は尾道の地形の特徴でもある急な坂道と黄色い電車をフレームに収めてみました。
山の頂上付近には千光寺の本堂も見ることができます。
山陽本線には黄色い電車の他にも、レッドウィングと呼ばれる赤い電車(227系)や貨物列車も頻繁に通ります。
何の列車が来るかは通ってからのお楽しみ!
詳細情報
黄色い電車と青空

Nikon Z6ii
NIKKOR z 24-200mm f/4-6.3 VR
ISO:100 F値:F11 ss:1/400 s 焦点距離:44 mm
2022年8月 / 8時頃
良く晴れた早朝に、青空の元、黄色い電車を撮影しました。
朝日に照らされた黄色い電車もまた違った良さがあります。
左奥には尾道駅が確認できます。朝の時間帯は列車の本数も多いため、いろいろな角度で撮ってみるのも良いでしょう!
詳細情報
2. 出会うたびに癒される!猫を見つけよう!
尾道の坂や路地を歩くと多くの猫を見つけることができます! 近づいても特に逃げる様子もなく、人懐っこいようです。 猫の細道と呼ばれる路地もあり、自然やレトロなお店を楽しむこともできるそうです!
人懐っこい猫達

Nikon Z6ii
NIKKOR z 24-200mm f/4-6.3 VR
ISO:160 F値:F10 ss:1/60 s 焦点距離:44 mm

Nikon Z6ii
NIKKOR z 24-200mm f/4-6.3 VR
ISO:800 F値:F9.0 ss:1/40 s 焦点距離:60 mm
まとめ
尾道の風景を中心に、時間帯ごとにおすすめの撮影スポットを紹介しました!
これらのスポットは全て駅から歩いて行ける距離にあるため、車なしでもアクセスしやすいです。
街並みや景色をじっくり楽しむために、半日、もしくは1日滞在するのも有りだと思います。
瀬戸内海の絶景からレトロ要素のある街並み、そしてお洒落な飲食店など幅広く楽しめる尾道に是非行ってみてください!